どうなる仮想通貨
仮想通貨の取引量が激減しているようです。
ビットコインの売買代金は、ピーク時の2017年12月頃から5分の1程度まで落ち込んでいる。
特に日本の市場の落ち込みが凄まじく、円建ての売買代金はピークの25分の1の水準になっている。
不正流出など仮想通貨交換会社の信頼は落ち、仮想通貨そのもののイメージも悪くなってしまいました。
しかし、仮想通貨は決して怪しいものではなくブロックチェーン技術によって大きな可能性をもたらせてくれます。
ブロックチェーンとは、分散して管理されるのが特徴。
金融機関のように中央集権的な管理者がいない分散型ネットワークであるため改ざんが極めて困難になっている。
そのため、システム障害に強く、低コストでの金融サービス運営も可能になります。
ブロックチェーンとは、分散して管理されるのが特徴。
金融機関のように中央集権的な管理者がいない分散型ネットワークであるため改ざんが極めて困難になっている。
そのため、システム障害に強く、低コストでの金融サービス運営も可能になります。
ブロックチェーンは、分散しユーザー同士が管理します。
この形式をP2P方式といい、分散型取引台帳と言われています。
ブロックチェーンは暗号化され、分散して保存されます。
データの改ざんは、実質不可能です。
また、その暗号化されたデータは不可逆性があり、特定することはできません。
意図的に改ざんすれば分散したデータとの整合性が取れないため、すぐに不正が明らかになります。
改ざんが困難なデータベースの使い道は、何も仮想通貨だけではありません。
あらゆるデータの管理に使えます。
各企業はネット上にあるブロックチェーンに自社のシステムを繋ぎさえすれば、ペーパーワークだらけで時間のかかる業務なども用意に管理することができます。
仮想通貨の本来の目的は決済手段です。
それが今や投資や投機の対象になってしまっています。
仮想通貨を決済手段としてとらえれば、その活用チャンスはいろいろあります。
海外送金では特に威力を発揮することができるのが仮想通貨です。
海外送金を行うには、現在1日〜1週間と時間がかかるが、仮想通貨を使えば送金スピードは10分程度、手数料は数%で行えます。スピードもコストも改善されます。
日本では十分に理解されていない仮想通貨やブロックチェーン技術。
理解を深め、良いものは活用していくべきです。